2011年9月28日水曜日

肥満人口は15億人、栄養不足人口は9億2500万人



先週、国際赤十字社より 
World Disasters Report が発表されました。
それによると2010年の肥満人口は15億人で、
栄養不足人口は9億2500万人だったそうです。


肥満が飢餓より約6億人近くも多いだなんて…。。。。
この二つの矛盾にTFTは立ち向かっています。


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【9月23日 AFP】国際赤十字社(International Federation of the Red Cross)は22日、肥満人口が栄養不足人口を上回ったとする統計をまとめた2011年版「世界災害報告(World Disasters Report)」を発表した。
 食糧分配の不平等に焦点を当てた同報告書によると、2010年の肥満人口は15億人で、栄養不足人口は9億2500万人だった。

 赤十字社アジア太平洋支部ディレクターのジャガン・チャパガイン(Jagan Chapagain)氏は、インド・ニューデリー(New Delhi)で会見し「今や栄養過多による死者は栄養不足による死者を上回っている」と述べ、(栄養問題を)「両刃のスキャンダル」と表現した。
同氏によると、栄養不足の問題は、世界的な食糧不足だけでなく、分配の偏りや食料の廃棄、食糧価格の高騰などに起因している。 食糧価格は今年に入って世界的に高騰しており、08年の食糧危機時の暴動や政情不安の再燃が懸念されている。赤十字社は、価格高騰の背景には主に投機的取引と気候変動があると見ている。

 赤十字社は、新たな食糧価格の高騰が、深刻な飢餓や栄養不足をもたらし最貧層をさらに困窮させることになると警告を発した。(c)AFP



肥満人口が栄養不足人口を上回る、赤十字社2011年報告書

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2830161/7817943

2011年9月4日日曜日

社員食堂で健康に

TFT発のレシピ本、ご好評いただいでます!


「世界をつなぐ あこがれ企業の社員食堂レシピ」(東洋経済新報社)

40−65歳を対象としたメタボ健診といわれる健康診断がはじまって早3年。
健康診断でメタボです!メタボ予備軍です!
なんて判定されても、会社の食堂でどんなふうに食べたらよいのか…

そんなときにこんなヘルシーメニューがあったら嬉しいですよね。
食べながら健康に、そしてヘルシーな食事を学んで会社の外やご家庭でも
その食べ方を生かすことができます。

ヘルシーメニューは日々の献立を考える栄養士、管理栄養士、
食堂職員の方から従業員の方へ対する健康づくりへの思いがつまったもの。

それをこうしてご紹介できたことがとても嬉しいです。
社員食堂での健康づくり、社会貢献がもっともっと広がるとよいですね。


社員食堂のレシピを紹介した「社食本」と呼ばれる料理本が相次いで出版されている。栄養バランスや味にこだわった定食がずらり。一般には開放されていない有名企業の食堂メニューを自宅で再現できるのも人気の理由のようだ。
 電通、資生堂、三井住友銀行、ポーラ、東京ガス――。これら5社の社員食堂で出されている定食計25メニューを紹介した「世界をつなぐ あこがれ企業の社員食堂レシピ」(東洋経済新報社)が7月、刊行された。
 納豆やヤマトイモ、メカブなどをのせた「五色ねばねば丼定食」(電通)や、野菜を多く添えた「蒸し鶏の豆腐マヨソース定食」(三井住友銀行)など、いずれも健康的なメニューだ。5社ともアフリカの学校給食への支援事業を行っており、これらのメニューを食べた際、1食あたり20円を寄付している。ランチを食べて社会貢献――そんな仕組みも面白い。


社食本に食指のびる (2011年9月2日  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20110902-OYT8T00555.htm?from=yolsp

2011年9月3日土曜日

子供の食事

日本においても外食の低価格化やファストフード化により
これまでは、たまの外食となっていたことが“日常”になっている家庭が少なくありません。


子供が何を食べたいかではなく、親が何を食べさせるのか。
食に対する親の意識はとても大切です。

アメリカの以下の記事を読みながらあらためて思うところです。


子供がファストフード店で食べるメニューは、脂肪、カロリー、塩分が高いことが新しい研究で明らかにされ、医学誌「Childhood Obesity(小児肥満)」8月号に掲載された。
 今回の研究では、ファストフード店で子供が食べる昼食には、1日に必要なカロリーの51%、1日に推奨される塩分摂取量の50%以上(未就学児では推奨塩分摂取量の100%)が含まれていることが判明。さらに、カロリーの35%以上は脂肪に由来するものであったという。米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のKerri N. Boutelle氏は、ファストフードの影響や、米国で蔓延する肥満に対する影響を認識することが重要であると述べている。
http://health.nikkei.co.jp/hsn/index.aspx?id=MMHEb1000019082011